
「断捨離するぞ!」と決めたはいいものの、やり方がよくわからない。どこから手を付けていいやら……。
私がまさに、この状態でした。そして、こう思っていました。
断捨離のやり方を知るなら簡単な方がいい!そしてリバウンドはしたくない!笑
というわけで、リバウンドなしの断捨離の簡単なやり方を模索したところ、順番がキモだったことが判明!
断捨離を簡単にする順番、5つのステップでさっぱりしましょう♪
【ステップ0】前準備4つ
1.断捨離は「捨てる」が目的ではないと心得る
断捨離は「自分にとって必要なモノを残す作業」であることを常に頭の隅に置いておきましょう。
捨てることを目的にしてしまうと、捨てて後悔するモノが必ず出てきます。
せっかく断捨離をした後に後悔しないよう、捨てるか迷ったら断捨離の定義に帰ってきましょう。
2. 増やさない覚悟を決める
断捨離できれいな部屋が出来上がるかどうかは、「モノを増やさない」と決意できるかどうかにかかっているでしょう。
なぜか。モノを増やすことは簡単だからです。
買い物へいくだけでモノは増えます。さらに何かの“おまけ”って珍しいことではないですよね。この2点だけでもいかにモノを増やすことが簡単かわかります。
あとで不要なモノを処分するところでもかきますが、増やすより減らす方がずっとむずかしいんですね。
断捨離を成功させるため、断捨離中はモノを増やさないと決めましょう。
3. 道具をそろえる
集中するため、断捨離中は家から出ないようにしましょう。そのため、断捨離前に、片づけに必要な道具をそろえておきましょう。
- ひも
- ガムテープ
- ゴミ袋
- 軍手
- はさみ
- カッター
このとき注意したいのが、収納グッズを買わないことです!モノが増える元なのでご用心を。
4.食材をそろえる
断捨離中は家から出ないように、というのは先ほど書いた通りです。
道具と一緒に食べものも確保しておきましょう。断捨離する期間に食べるだけの食材や、お総菜を買っておいてください。
ちょっとつまめるお菓子も忘れずに。ここでご紹介する断捨離のやり方が簡単といえど結構エネルギーを使いますので、息抜きは。
ちなみに私の断捨離のお供はチョコレートでした。そして断捨離ができた後のご褒美もチョコレート。笑
わたしのご褒美チョコレートは、”Timtam”か”ポロショコラ”でした。コーヒーや紅茶との相性が最高で!ぜひ食べてみてください。
【ステップ1】断捨離するアイテムを決める

まずは断捨離しようと思うアイテムを決めましょう。
持っているモノの量によってはアイテムの中の、1つのカテゴリーだけにします。たとえば洋服だったら、「今は、トップスだけにしよう」という具合です。
このとき部屋を一気に断捨離しようと、全部のアイテムをターゲットにすると挫折します。 理由はステップ2で「○○〇〇」からです(タイトルを見てくださいね♪)。
断捨離するアイテムの決め方
時間の節約になってオススメなのは「思い入れの低いモノ」から始めることです。「要らない」と判断したものは最終的に処分することになるので、サクサク作業が進みます。^^
達成感を得るためには「量が多いモノ」から始めるのがいいでしょう。効果が高いのは「よく使うモノ」から始めることですね。
「えー、考えるの面倒くさいんですけど!」と思ったあなたも安心。
『人生がときめく片づけの魔法』で、こんまりさんこと、近藤麻理恵さんが推奨している順番があります。参考になさってください。
- 衣類
- 本
- 小物
- 書類
- 趣味・思い出の品
【ステップ2】全部出す
ステップ1でアイテムを絞る理由が、ここにあります。
とにかく全部、出してください。部屋の隅から隅まで探して、ターゲットにしたアイテムをかき集めてください。
え、そんなないでしょ?と思われたかもしれませんが、探すと意外にあるんです!
たとえば衣類。家の中にクローゼットは一つとは限りませんし、引き出しにしまってあることもあります。
いつも着る服があるところとは別に衣装ケースがあったりしませんか?
浴室にしまってあるかもしれないパジャマだって衣類ですよね。
実際、上の例のうち、1/2以上はわたしの実例だったりします。
と、いうわけなので、ここは頑張ってかき集めましょう。
【ステップ3】 手に取って仕分ける
”要るもの”と”不要なもの”を「手に取って」仕分けていきます。”保留するもの”もあってOKです。^^
「見るだけじゃダメなの?」
じつは手に取るのが効果的なのは、”しっかり見れるから”。
手に取ってみると「あれ?じつは要らないかも……」、「不要と思っていたけれど、必要かも……」が出てくるから不思議です。
とくに初めての場合は、ぜひお試しを。
まぁ見てすぐ「あれは要らんわ」と思ったら不要にまちがいありませんので”不要”に入れてください。笑
このとき気を付けてほしいのが、「自分が使うかどうか」で判断すべきであるということ。
自分が使いたくもないのに「まだ使えるから……」と”要るもの”に分類するのはやめましょう。ただ捨てるのはもったいないと思うものについてはステップ5でお話をします。
保留したものについては、期間を決めておいておくのがおススメです
段ボールなどにいれて、「●年●月●日まで」と書いた紙を貼っておきます。紙に書いた日が来たら処分するかどうか考えましょう。
処分の基準は?

断捨離のやり方、簡単みたいに言っといて難しいやん!という声が聞こえてきそうですね。(どこから)
そう、「要らない」と判断するのって、捨てられない人にとってはかなり負担が大きいですよね。私も元・捨てられない人なので気持ちがよくわかります。
まず、一回目の断捨離でいきなり全部捨てなくて大丈夫だと考えましょう。
「要らないもの」をわけて、処分しやすい順に並べると「ゴミ」→「気に入ってないもの」→「めっちゃ気に入っているモノ以外」です。
というわけで「ゴミ」レベルのモノをなくしましょう。
そこで「即捨て」、つまりゴミの基準をアイテムごとに作ってみました!参考になさってください。責任はとれませんので、めっちゃ思い入れがある!というものは保留にしてくださいね。^^;
即捨てする基準!アイテムごとにチェック。
1.衣類
- 襟元がゆるゆる
- 破れている
- 変色している
- 落ちないシミが付いている
「いつか雑巾にでも」は禁句。雑巾候補がたまるだけです。
雑巾にするつもりなら「いつか」ではなくおそくとも2日以内に雑巾にしましょう。すこしでも面倒だと思ったら処分が吉です。
2.本
- 思い入れがない
- 読み返さない
- 図書館で借りることができる
- 使う予定のない資格試験用テキスト
- 使う予定のない○○の作り方の本
とくに心の支えにならないものは処分しましょう。図書館で借りることができるならなおのことです。
資格試験対策のテキストは、本当に受ける場合、最新のバージョンで勉強した方がいいのは言うまでもありません。しばらく受ける予定がないなら処分しましょう。
そして普段作りもしないのに編み物の本とかありませんか?(あったら仲間です。^^;)
ほんとうに作ろうと思ったときには、新しく買うことの方が多いはず。 普段作ろうと思わないなら処分です。
>>【実例】記事
3.小物
- 壊れている
- 汚れがひどい
- 目的がよくわからない
- 趣味にとんでもなく合わない
即捨てしづらい分野ですが、とりあえず壊れ、汚れのあるものは処分しましょう。
また、見ていて魅力を感じないうえに使い方もよくわからないモノ、つまり目的がはっきりしないものは手放しましょう。
4.書類・紙類
- 提出済み
- 旧バージョン
- チラシ
- PDF版がある取扱説明書
5.趣味・思い出の品
- 同じアングルの写真
- 趣味グッズで、どこでも手に入るもの
- すでに思い入れがないもの
【ステップ4】要るものを収める

モノを仕分けて”要る”と判断したモノを収めていきます。
ここまで終わると、とりあえず「お、スッキリした!!」と嬉しい変化に気づくでしょう。
収納グッズが空になったら処分を検討しましょう。空の収納グッズがあるとモノが増えやすいだけでなく、収納グッズ自体がスペースを圧迫してしまいます。
収納グッズが不要だと判断したら、ステップ3で”不要”となったものと一緒にステップ5で処分しましょう。
【ステップ5】処分する
処分と一口に言っても、”ゴミ袋に入れて捨てる”だけではありません。
まだ使えるものは
- リサイクル
- 寄付
- 売る
という処分方法もあります。
このステップが一番面倒くさいです。しかし「もうモノを増やすものか」と決意する儀式と思って頑張りましょう。
不要なモノを売る方法

使えそうなものは売ってお金に換えたいですよね。
同じものでも業者によって買い取り額が違います。せっかく売るのであれば高く買い取ってくれるところを選びましょう。
不要なモノを売るとき注意したいこと
メルカリ、ラクマ、ネットオークションなど、インターネット上で売ろうとする場合、当然ですがモノが売れるまで手元に残ります。
インターネット上で売ることが断捨離の敵だとは言いませんが、期限を切ることを強くオススメします。
また、現金で振り込まれるときに手数料が発生することがあります。
手数料を払いたくないなぁと思っているうちに、欲しいものが目に飛び込んできてまたモノが増える……という悪循環にもなりかねませんので注意が必要です。
……実体験です、ええ。
メルカリで本が売れたのに、興味半分で検索をかけたら欲しい本が出てきて、そのまま購入ボタンを押してしまったというね。
本当にお気をつけください。^^;
また、大きなものやスペースを取っているものは業者にお願いをするか、リアル店舗で引き取ってもらった方がよいでしょう。
まとめ
断捨離のやり方で簡単なのは5つのステップを順番にふんでいくことです。最後に5つのステップをおさらいしましょう。
ステップ0; 前準備
ステップ1; 断捨離するアイテムを決める
ステップ2; 全部出す
ステップ3; 手に取って仕分ける
ステップ4; 要るものを収める
ステップ5; 処分する
手に取って仕分けるところや、処分するところは特に手間がかかります。
一方で「いきなり全部のアイテムを見直さなくていい」、「保留するものがあっていい」など、知って安心できたところもあったのではないでしょうか。
リバウンドしないというメリット込みで考えると、意外とハードルは低いかもしれません。^^
断捨離を成功させて、ステキなお部屋にしましょう!
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